「革命の問いとマルクス主義」復刻版

Common Ground  
Watch your thoughts ; they become words.........  

PICT0030.JPG

| HOME | 革命の問いとマルクス主義 | 革命の問いとマルクス主義 |  

「革命の問いとマルクス主義」

――階級、自然、国家そしてコミューン



長崎 浩 著 エスエル出版会(1984.1.16)

けれどもそれからじきに、全共闘運動がはじまった。『叛乱論』はこれにたいする私の政治論の最初の応答だったが、右のような経緯からして、私はこの「大衆反乱」を「近代にたいする反乱」ととらえることになった。資本主義の階級社会というより、近代世界の大衆のあり方のうちに、ラジカルな反乱の基底を据えようとしたのである。ポツダム組織という形をとった戦後市民の存在様式は、したがって、より古典マルクス主義的な階級対立にとって代られたのではない。むしろ近代世界における大衆の存在様式そのものの問題が、ラジカリズムの背景に顕在化しているのだと私は考えた。
 こうして、「戦後」の後の近代世界とそこにおける大衆の存在様式、そしてそこから発する大衆のラジカリズムというトリアーデが、私の政治論のいわば存在論的なベースとなった。

LinkIcon目 次

LinkIcon序章『叛乱論』以降

LinkIcon第一章 状況の意味(一) 戦後

LinkIcon第二章 状況の意味(二)ラジカリズムの二十年

LinkIcon第三章

LinkIcon第四章

LinkIcon第五章

LinkIcon第六章

LinkIcon第七章

LinkIconあとがき

inserted by FC2 system